【ニコ生】最遊記歌劇伝ーReloadー視聴感想

本当に毎度毎度忘れかけてしまうのですが、今回は忘れなかった。

前回のburial(原作:埋葬編)も超良かったと聞いていましたが、今回3回目ということで、見る側も演じる側も安定した完璧感が出ていたと思います。

だいたい、漫画原作を3次元に露出させてしまうとクオリティが落ちるじゃないですか・・・。

銀英伝某人気小説も、3次元に出すと「コレジャナイ」感満載になってしまうとか。

それって、結局個々の頭の中で理想の存在がいるからかなんですよね。自分の理想に3次元はほぼ200%勝てませんので(オタはそうなんです)だいたい幻滅して終わる。

しかし、この歌劇伝は違うんですよ。

愛が。もうね、原作に対する愛が。あふれ出ちゃってダダ漏れすぎちゃって半端ない。

原作者の峰倉先生が「お前の強さが俺を奮い立たせる」ブログで言っていましたが、掛け値無しでそうなんでしょう。それほど、原作に忠実に、如何に3次元で2次元を実現させるか。それだけに全身全霊を賭けているような力作です。

歌劇伝(ミュージカル)なので、若干のアレンジは加わっていますが「あ、この台詞、原作でもしっかり言ってたわ・・・」というのがもうね、8割強。

(光明と鳥哭の会話とか、三蔵の決めセリフとかハリセンとかほぼ全部原作通り)

原作者が描きたかったこと、伝えたかった事を全力で表現する。だからこそ、このミュージカルは続いているんだなと思います。

悟空の全力バク転、三蔵のだる~い喫煙姿、悟浄の安定した立ち位置、八戒の何かが吹っ切れた意味不明な全力オカン感(ありがとうハイライト)、そして・・・原作者絶賛の光明&鳥哭。素晴らし過ぎて倒れます。

そしてざっくん。

すげー飛び道具的な完璧なザクロだったよ。いい意味で笑えました。リアルざっくん万歳。

そんな訳で、多分DVD買うと思います。特に前作を見逃しているので(埋葬編の光明見たい)買って今回と同じように5回ほど号泣します。

西に少しずつ進む三蔵一行。それはある意味、物語の終焉に近づいている事ではあるんだけど、これからも楽しみです。


もちろん、Reloadも買いますよ!

多分、機器トラブルの部分が無い回が収録されると思うので(あれはあれで生感が出ていいんだけどね)また働く意欲がわいてきました、ということで。


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